最近ホストでなくセッションに参加する時はなるべくギターを弾くようにしてる泉です。
その理由は歌う曲を、その曲をよく知らない人を交えてやらねばならぬ時(そういうことは頻繁にありますが)、ベースよりギターの方が演奏でその曲のイメージを伝えやすい気がするから。
イヌサルキジが揃うの図
泉 Isme 林 les Boisさん(@hayashiisme)が投稿した写真 – 2016 12月 9 8:04午後 PST
元々ギタリストではないので、自分がどういうギターを弾くのがいいかというイメージは湧かないままに、ほとんど偶然という感じで手にいれた中古のBacchusのStratocasterタイプのギターをずっと使ってました。
これは数年弾いてだいぶ慣れたし、Fender系の音が好きで気にいってたのですが、ギターを弾く機会が増えるにつれ、そういえば、ギターならこういう音が好きなんだった、というのを思い出してきました。
筆頭はGeorge Clintonのソロアルバムに使われているギターの音。次にKing Sunny Adeのアルバムの音。三番目は70年代後半のOrnette Colemanのバンドのギター。クリーンでレンジはあるんだけど、まったく他の楽器に被らずに適切に空間を埋められる音という印象があります。聴いてると、時には、これはスタジオの卓に直に繋いでLimiterと卓のEQしか使ってないんじゃないかと思わせるような音なのですが、どうも泉はそういうギターの音が好きらしい。どうせ弾くならそういう音を基本にしていろんなジャンルの演奏に対応できるようになったらいいなあ。
というわけで、慣れて自分の中では色がすでに決まっていたBacchusから違う楽器に持ち換えることにしました。
以前にP90のCasinoを弾かせてもらって、をっとなったことを書きましたが、それもあってP90がマウントされたギターの中から、EpiphoneのWildkatを選びました。セミホローまたはホローボディで周囲に持ってる人がいないというのが理由。ビグスビー付きとなしのモデルがありますが、弾いてみたら弦のテンション感がビグスビー付きのほうがよかったのでトレモロ使わないだろうけどビグスビー付き。
フロントをP90にしたTelecasterタイプというのも考えたのですが、少なくとも見つけたモデルを弾いてみた感じではWildkatのほうがピンとくるものがあったかな?
この系のギターにありがちでデフォルトの弦は10からのセットですが、09からのセットに。
となると、エフェクターもどうしようとなるわけですが、何をどう使えばいいのかもよーわからんのでw、まずはそもそもどんな音が出るのか聴いてみようというくらいのノリでマルチエフェクターのBOSSのME-80を入手。特に空間系はまったくさっぱりなので、これから入門であります。
そしてここまででやめとけばよかったのに、それならアンプからの音を日常的に聴けたほうがよいだろうというのと、たまたま比較的小音のセッションなのにアンプがやたらでかくて往生する(自分が至らないんですけどね…)経験が重なったのもあって、小音量で使えるアンプということでFender Blues Jr.を追加してしまいました。
というわけで、馴染みのプレベも加えてイヌサルキジの桃太郎か、助格弥七八兵衛由美かおるな黄門様かのお供揃い踏み、今後何年かはこれで頑張ることになると思っています。
数回セッションやらライブ参加やらに持ち出してますが、難しい!全然ちゃんとした音が出ず凹んでますが、なんでも最初はそんなものさと開き直ってる泉でした。
これからいろいろ試行錯誤だなあということで覚書にとどめた次第。