先日夜中にテレビをつけたらDylanの”No Direction Home”からと覚しき映像が流れまして、そこで彼は生ギターで弾き語りを始めたきっかけは的な事を喋っておりました。詳しい内容は今は思い出せないのですが、なんだやっぱりそういうこと考えても感じてもいるのかと感心もし安心もした夜でした。
そして、同じように考え感じという点で、Johnの”Lennon Remembers(邦訳のタイトルは『ビートルズ革命』)”での発言を思い出しました。それはElvisの”Hearbreak Hotel”を例にとって「テンポがはやく聴こえるときもあるしものすごくゆっくりに聴こえることもある」というような内容でしたが、最初にこれを読んだときには「ん?どういうこっちゃ?」とピンとこなかったのを覚えています。自分もDylanの”Like A Rolling Stone”を聴いてそういう感覚になってるじゃないか、Johnが言ってたRock’n’Rollってのはこれかあと気づいたのは、多分数年経ってからだと思います。
そんな風に泉の中ではいつも何かと響き合ってしまうDylanとLennonですが、しかし”No Direction Home”はちゃんと観ていないし、『ビートルズ革命』も手離して久しく、やっぱりちゃんと参照できるようにしておかないといけないかと、”Lennon Remembers”を入手しました。”No Direction Home”もそのうちに。
『ビートルズ革命』はかつて一世を風靡した小説家の翻訳なのですが、なにしろ当人の作品さえ日本語としてこなれてないのがかえって人気のもとになったってくらいで、非常に読みにくいものでしたのでもうざらっとの内容はわかってるし、こちらでよいかと。Johnのインタビューがおもしろいのは、Playboyのインタビューなんかに顕著なのですが、質問に対する答えが多く鸚鵡返しになるところ。字面を追っていくと”A.”の最初に”Q.”と同じ語句が並ぶ。で、そこから展開していくという感じでそこにある種のキャラクターを想像させる。それが”Lennon Remembers”にもあるのかどうか、確認してみたいです。
それはともかく北千住KNOCKでのBeatles Session Meeting第三金曜日開催、今月は2/15(水)となります。よろしくお願いいたします。
2月アルバムピックアップの曲です | |
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Magical Mystery Tour | |
The Fool on the Hill | |
Flying | |
Blue Jay Way | |
Your Mother Should Know | |
I Am the Walrus | |
Hello, Goodbye | |
Strawberry Fields Forever | |
Penny Lane | |
Baby, You’re a Rich Man | |
Yellow Submarine | |
Only a Northern Song | |
All Together Now | |
Hey Bulldog | |
It’s All Too Much | |
All You Need Is Love |
今月のアルバムピックアップは”Magical Mystery Tour/Yellow Submarine“、White Albumを挟む2枚となります。
2枚ではありますが、”Yellow Submarine”はLP片面だけだし”All You Need Is Love”がどちらにも入ってるし、トータル曲数は16曲とWhite Albumよりかは全然少ない曲数。
泉的には”It’s All Too Much”や”Only A Northen Song”の1年ぶり再挑戦とか、意外にできない”I am the Walrus”とか行けるかどうか楽しみであります。
他のアルバムの曲もウェルカムですので、お気楽にご参加くださいませ。
以下、開催要項となります。
林泉presents Beatles Session Meeting@千住 開催要項 | ||
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場所 | 北千住KNOCK (お店のページ) | |
開催日 | 2017年2月15日(水) | |
時間 | オープン | 19:00 |
スタート | 随時(20:00頃) | |
その他 |
ギター(エレキ、アコースティック)、エレキベースの貸し出し可能です。 Beatlesナンバーを演奏するための簡単なメモを用意します。 かなりの曲数のメモがありますが、ないものもありますので、必ずこの曲をやりたい等のご希望ある場合は、 コード、歌詞カード、譜面などのメモを御用意いただけるとありがたいです。 |
それでは水曜日に。
泉